2025年コンテンツ総括と2026年の展望

はじめに

2026年も最初の月が終わろうとしているが、遅ればせながら2025年に触れたコンテンツの中で良かったものと、併せて2026年の展望について書こうと思う。なお、2025年のコンテンツは年末にSNSに書いたものに次点等を追記したものである。
2025年暮れ頃は微妙な体調不良とFallout76爆ハマリがあって週報もしばらく書かず、久々の更新になるがこの辺も再開するつもりなので是非お付き合いいただきたい。

2025年ベストゲーム “プロミス・マスコットエージェンシー”

ビジュアルで「イロモノ」だと思ったならちょっと待って欲しい。いや確かにイロモノ的な要素もあるが、アウトサイダーの反逆物語としてここまで真剣な作品は久々かも知れない。反社(主人公)を美化しているような描写も無くはないが、結構厳しい視線も向けておりフェアではある。シュールでダークでポリティカル、ジャンルも対象年齢も違うがプリパラと同じ匂いを感じたのは俺だけだろうか?

2025年ベストゲーム次点 “ドンキーコング バナンザ”

DK、起きてる?
3Dアクション・プラットフォーマー好きとして今作は外せない。豪快に見えて繊細な物理挙動、完全とはいかないまでもレア社時代を思わせるデザイン(カラーパレットがもう少し暗めなら完璧だった)、長すぎず短すぎない絶妙な本編ボリューム。ある種のレトロ感すらある3Dアクションというジャンルのスタンダードが最新ハードで更新された事実に若干安心した。

2025年ベストメタルアルバム Coroner “Dissonance Theory”

2025年はベテランスラッシャーの新譜が多数リリースされたが、30年を越えるブランクを全く感じさせなかった今作をベストに推したい。これは「30年前と全く変わらぬサウンド」ではなく、「まるで30年間普通にアルバムを出していたかのようなサウンド」という意味だ。変に原点回帰しない、完全にヨーテボリ以降のモダンなサウンドでありながら古典的ギタープレイが炸裂し、ゴシック/ニューウェイブの空気も見え隠れするダーク・プログレッシブ・スラッシュメタルの傑作。
敢えて明言するが、Sleep Tokenからメタルに触れた方々のネクストステップとして是非オススメしたい。ジャンル的に近接しているので。

2025年ベスト・メタルアルバム次点 Crimson Shadows “Whispers of War”

「Dragonforceと初期メロデスの融合」こういうメタルを客観的に評価することは非常に難しい。世代的に直撃が過ぎる。が、バカバカしい音楽を愛するのもメタラーの嗜み、次点として堂々と挙げさせてもらう。クリーンvoがもっとクセ強かったらベストにしたかもしれない。

2025年ベスト映画 “教皇選挙”

2025年は豊作だった。“スーパーマン”、“サブスタンス”、“Flow”、オールタイムベスト級の傑作が次々と飛び出したが、その更に上を行ったのが本作である。現代の縮図として誇張も矮小化も限りなくゼロに近いシナリオと人物造形(テデスコが誇張にならない世の中ってどうかしてるとは思うが)、完璧なタイトルバックとラストカット、これ以上無い役者陣による強烈な演技合戦、映画の頂点の一つに数えていいのではないか。コンクラーヴェ初日のローレンス枢機卿の言葉は全文壁に貼っておきたい。

2025年ベスト映画次点 “スーパーマン”

前述の通り次点候補は多いが、あえて選ぶならこちら。ジェームズ・ガン監督は前から好きだったが、良くも悪くも「悪ガキのオタク」だと思っていた。そして2025年、20歳以上も年上の人間にこんなことを言うのは間違いなく失礼だが、「ジェームズ、大人になったんだな……!」今”ヒーロー”を論じるうえで絶対に避けて通れない題材に堂々と挑み、悪ガキっぽさは健在ながら優しさも滲み出る逸品。

2025年ベストアニメ/ドラマ “ハズビン・ホテルへようこそ シーズン2”

色々あってニチアサに対する「冷め」を感じてしまった俺を救ったのは大人のニチアサだった。相変わらす暴力描写と性描写がキツいので人を選ぶが、短絡的なメディアが氾濫する中での誠実な社会運動の困難さを容赦無く描いた上で、それでも地獄で高らかに愛と平和を歌い上げる悪魔たち(そして天使たち)の姿に俺は希望を感じた。

2025年ベストアニメ/ドラマ次点 “アドレセンス”

こちらは違う意味で人を選ぶ作品。ひたすら重く暗い。ワンカット撮影が売りではあるが、個人的にはリアルタイムであることの方が緊張感に寄与していると思う。どうすればこんな事件が起こらずに済んだのか、断片的には示されるが決定的な答えは出ない。我々は考え続けなければならないのだろう。

2026年の展望(全然調べてないのでとりあえず今分かってるやつ)

まずは”ウィキッド”の後編。前編はベスト級に面白かったがあくまで前後編前提なので25年のランキングからは外した。歌も映像も関係性も全てが「強い」映画だったので、後編もパワーを期待。
ゲーム方面では相変わらずレースゲーが多数登場するが、ForzaHorizon6の発表は全然ワクワクしなかった……TheCrewMotorfestの大型アップデートの方がいいかな……なんて話をしていたら家族から「Forzaの話が元カレの話に聞こえる」と指摘された。概ね間違っていない。ForzaHorizonは元カレ。
他にもFableとかGTA6とか大作も待っているが、それ以前にAvowedとかOblivionリマスターとか25年の大作に全然触れてないので、いつになるやら。一番楽しみなのはレゴの”Legacy of the Dark Knight”。これは配信予定です。